
草彅剛の代表作とはならず?時代劇映画『碁盤斬り』が大ヒットしなそうなワケ
2024.06.23
芸能
俳優の草彅剛が主演し、『第44回日本アカデミー賞』の最優秀主演男優賞を受賞した映画『ミッドナイトスワン』(内田英治監督)。6月26日に、2020年9月25日の公開以来、3年9カ月に及ぶ超ロングラン上映に終止符を打つことが発表された。
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同作は、草彅が母性に目覚めるトランスジェンダーの主人公を演じる感動の物語。TOHOシネマズ邦画史上最長のロングラン記録を樹立した。
最終日の26日には、東京・TOHOシネマズ日比谷で草彅とヒロイン役を演じた服部樹咲が舞台あいさつに登壇する。
「最近は、毎月最終水曜だけの上映だったが、20回、30回と鑑賞している“追いスワン”と呼ばれるリピーターで盛況だった。もし、草彅が旧ジャニーズ事務所に所属し、SMAPのメンバーだったら挑戦しなかったと思われる衝撃作とあって、異例の超ロングラン上映となった」(映画業界関係者)
大規模プロモーションを展開したが…
一方、草彅が主演を務める時代劇で、『孤狼の血』シリーズなどヒット作を世に送り出している白石和彌監督がメガホンを取った『碁盤斬り』が、5月17日から342館で公開された。同作は、古典落語の演目「柳田格之進」を基に、冤罪事件によって娘と引き裂かれた男が武士の誇りをかけて復讐に臨む姿を描いている。
公開初週の『国内映画ランキング』(興行通信社調べ)では4位で、その後、6位、9位と推移したが、公開4週目でトップ10圏外に転落してしまった。
「草彅の番宣のみならず、全国の主要駅へのポスター掲示、都内のラッピングバス走行など大規模にプロモーションを展開したが、興行収入はまだ5億円ほど。大ヒット作とはならず、時代劇での草彅の代表作とはならないようだ」(芸能記者)
とはいえ、作品が当たらなかった背景には映画界を取り巻く状況があるようだ。
「当たるのはアニメ、原作ありきの実写、洋画の大作ぐらい。特に、時代劇は集客が難しいコンテンツとなってしまった。5月には歌舞伎俳優・松本幸四郎主演の人気シリーズの劇場版最新作『鬼平犯科帳 血闘』が公開されたがこちらも不入りだった」(同)
『ミッドナイトスワン』とは違い、“追い鬼平”とはならなかったようだ。
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