TOBEの“スター不足”が鮮明化 ライブ追加出演者発表でファン大荒れもテコ入れせざるを得ない集客力
滝沢秀明氏が代表を務めるTOBEの後出し商法が物議を醸している。
TOBEは6月、東京・有明アリーナにて、『Number_i』、三宅健、北山宏光、『IMP.』のコンサートを行う。すでにチケットはファンクラブで受付が終了しており、ファンは公演当日を楽しみにしていた。
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ところが、コンサートまであと1カ月ほどに迫った5月14日、突如として出演者の追加が発表された。
三宅と北山のコンサートには、大東立樹、練習生の『TRAINEE』が出演。『IMP.』の公演には、3月の東京ドーム公演でお披露目した11~13歳の5人組グループ『wink first』と、こちらも『TRAINEE』の出演が決まったのだ。
しかし、〝後出し〟とも言えるこの決定にクレームが相次ぐ。
追加出演が決まったグループや大東のファンからは《もうチケット申込終わってるよね? もっと早く言えよ》《大東くんのファンはどうやって入るの?》《出るなら行きたかった!って人たくさんいると思うな…後出しやめましょう》などと不満が噴出している。
対する三宅・北山・『IMP.』のファンからは、《後出し出演者とか求めてないんだけど》《これ誰が嬉しいの? 恐れていたことが起きたって感じ》《Number_iだけ誰も出ないの!? 余計に行きたくなる》と、追加出演者を邪魔者扱いする声が上がり、事態は内ゲバの様相を見せている。
TOBEは平野紫耀におんぶに抱っこ? 集客面で大苦戦
どちらのファンの意見ももっともであり、追加出演の決定が物議を醸すのもやむないだろう。それにしても、なぜこのような「荒れることが容易に想像できる決定」に踏み切ってしまったのか。そこにはTOBEの切実なスター不足問題がある。
「有明アリーナの収容人数は、横浜アリーナとほぼ同程度の1万5000人。北山や三宅では埋まらず、客寄せのために後輩を動員したのでしょう」(芸能記者)
実際、一般層にも高い知名度と人気を誇る平野紫耀が属する『Number_i』は、追加出演者がいない単独公演だ。対して追加が発表された面々はというと…。
「北山が昨年まで属していた『Kis-My-Ft2』はここ数年で人気低下が著しく、ファンクラブのコンサート申し込みは、ほぼ確実に当選、転売市場では定価を下回って取引されるほどでした。7人時代もこの有り様だったのですから、北山ソロでの集客力はたかが知れています」(同・記者)
三宅や『IMP.』も同様だという。
「三宅が『V6』解散後にソロとして行ったツアーのキャパは、最も大きい東京ガーデンシアターで8000人程度。今回のコンサートも、友人・家族の複数名義で応募したら、全部当選したという報告が相次いでおり、集客面での苦戦がうかがえます。『IMP.』も、ジャニーズ時代に単独で埋められたのは、キャパ3000人のTOKYO DOME CITY HALLが最大。単独でアリーナを埋める『HiHi Jets』『美 少年』『Travis Japan』といった他グループには、人気面で遠く及んでいません」(同)
チケットサイトを見ても、三宅・北山・『IMP.』の主流価格が1万円台なのに対し、『Number_i』は6万~7万とプラチナチケットになっていることが見て取れる。
事務所はこのまま、平野を稼ぎ頭に〝おんぶに抱っこ〟の状態となってしまうのか。新たなスターが生まれないと勢力拡大は難しそうだが、滝沢氏に発掘が務まるか…。
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