『美女ざんまい』女優・タレント/山崎真実インタビュー~ラスト写真集で完全燃焼!~
4月15日に、自身最後となる写真集『カメリア』(小学館)を出版した山崎真実。18歳でグラビアデビューし、バラエティーや女優業もしながら約20年間、変わらず情熱を注いできたグラビア活動の〝集大成〟となるのが本作だ。
現在38歳の彼女は、ラスト写真集にどんな思いで臨んだのか?
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撮影秘話や今後の活動、結婚観なども聞いた。
――デビューのきっかけがミスマガジンで、グラビアをはじめCMや女優業をこなし、一度はグラビアを辞めている。29歳で復帰して、今回がラストとなるわけですが、そこにはどんな思いがあったのでしょう?
山崎 今思えば20代は、ただただ綺麗に撮っていただきたいとがむしゃらでした。復帰後の30代は、お芝居の経験も踏まえ、私にしかできない表現をしたいと思うようになりました。綺麗なだけじゃなく、性をテーマにするなど、人間臭いところをお見せしたいなと。それを見た他の女優さんからは「私はそこまでやれないです」と言われたこともあるくらい。だからこそ、そこを狙いたかったんですね。大勢の中の1人になりたくない、みんながやらないから、たくさんの方が私を見てくれるんやと思うんです。
――ラストにしようと決めた理由はなんでしょう?
山崎 実は3年ほど前からグラビアの〝卒業〟は口にしていました。長くやっていると、新しいと思える挑戦が少なくなり、次は何をやろうという悩みが増えていたんです。そんな中途半端な状態で、私の原点でもあるグラビアの仕事を続けるのは嫌だなと思い、最後にしようと決めました。
――本作にはどんなこだわりが詰まっている?
山崎 テーマの1つは「セックス感」です。特にラストの20ページは怒涛の展開になっていて、私自身も見たことのない生々しい表情をたくさん撮っていただき、とても新鮮な1冊になりました。撮影前、カメラマンさんにお願いしたのは「ゼロ距離の写真」なんです。恋人同士なら距離感がゼロなのは当たり前ですよね。じゃあ、仕事上のパートナーでは距離感ゼロの写真は撮れないのか?というのが私の思いでした。心も体も全部解放して許してる、そんな感じの写真です。
――悔いのない写真が撮れた、ということですね?
山崎 間違いなく、完全燃焼しました。
山崎 はい、脱いでます(笑)。というか、これまでも普通に脱いでいたんですよ。ファンの方が求める脱ぎと違っていたのかもしれませんが、バストトップも見せていました。ただ、今回はこれまでの中でもマックスに見せています。誌面には載せられませんが、基本的に撮影のときは大胆に動くことが多いので、後からチェックすると自分でも引くほど丸見えの写真だってあります。それには理由があって、恥ずかしがってポーズが縮こまったりすると、カメラマンさんも萎縮というか遠慮しちゃうじゃないですか。そう思われないために大胆に振る舞ってる部分もありますね。
――プライベートでも同様に大胆なんですか?
山崎 それが正反対。めちゃめちゃ恥ずかしがり屋で、大胆なポーズなんて全くできないです。たとえば男性の方からちょっと距離を縮めてこられるだけでダメ。だから結婚できへんのだと思います。
――口説きにきてるぞこいつ、みたいな?
山崎 そういうのが苦手で、すぐに逃げちゃいますね。よくないなぁとは思っています。あと、私に見る目がないというのもあるんですけど…。
――ダメ男と付き合ってしまうとか?
山崎 もともとダメな人なんでしょうけど、最初はよく見せようとするじゃないですか。でも、それは本質じゃない。付き合いだすと、私が何でも世話してしまうから、どんどんダメな部分が出てきてしまうんですね。
――結婚願望はあるんですよね?
山崎 すごくありました。30歳すぎからずっと結婚したいという気持ちが強くて、かなり焦っていた時期もあります。
――最後に失恋したのはいつですか?
山崎 もう、随分と前ですよ。私が基本的に恋愛体質ではないので、何年も恋はしてないです。周りの女性にも言われるんですけど、「真実に行くって結構勇気がいるよね。相当空気が読めない人じゃないと無理かも」って(笑)。どういう意味なんですかね? 私のビジュアルが行きづらいらしいんですけど…。
――でも、酔った勢いで口説いてくるような男ならいそうですけど。
山崎 それが、ゼロ。私って、酔った勢いでも誘われないタイプなのかも(笑)。なぜか愚痴を聞かされたり、「お前なんかに分かるわけがない」などと悪態をつかれるとか、そんなのばっかりです。
――ワンチャン行けそうな空気にもならない?
山崎 先ほど言ったように、そこで距離を縮められると逃げちゃうので。
――結婚も先となると、今後は女優業にまい進?
山崎 そうですね。ちょうど出演している映画『コウイン~光陰~』(柿崎ゆうじ監督)が公開中なので、そちらもよろしくお願いします。
――どんな役柄なんでしょう?
山崎 〝中国の工作員に追われている〟といって、警備会社に警護をお願いする謎の女を演じています。主人公で、その警備会社に勤めているのが出合正幸さん。彼は『轟轟戦隊ボウケンジャー』(テレビ朝日系、2006年)で共演したときのボウケンシルバー役で(山崎は悪役・風のシズカ役)、18年ぶりの共演だったんです。監督をされた柿崎さんは実際に警備会社をやってはったそうで、実体験を元に作られた作品なんですよ。重機の扱い方とか人が死ぬときのリアル感に拘られていて、そこが見どころです。年内にはもう1本、映画が公開される予定です。お芝居などの活動はこれまでと変わらず全力で頑張りますので、よろしくお願いします!
山崎真実◆やまさきまみ 1985年9月20日生まれ。大阪府大阪市出身。T171、B84・W59・H87センチ。特技は新体操で2002年高知国体に出場。ミスマガジン2004読者特別賞受賞。 X(旧ツイッター)@yamasakimami920 インスタグラム@mami_yamasaki0920
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