これら一連の対応に、ソーシャルメディアからは《都合が悪くなったら野党のせいにするだけの簡単なお仕事》《法案を可決できる議席3分の2持ってんのに「野党が悪い」は自公は無能だと言ってるようなもん》《「2年以内に見直す」の文言あるのに「出来ない」ってのは単なる怠慢》《全会一致の認識は間違いです　浜田聡参議院議員は唯一反対してます》などと批判が噴出している。

淳も15日、牧原議員のポストを画像で引用し、《困ってる人を助ける為のAV新法で、新たに困る人が浮き彫りになった訳だから、約束通り2年経ったので法案を見直す議論してくださいねという話に、議員立法だから見直せないとケムに巻くから色々と突っ込まれただけでしょ…》などと冷静ツッコんでいる。

「田村さんのおっしゃる通り、本当にがっかりでした」

さらに《放送終了後にSNS上であの番組には2度と出ないとか、自分を擁護する支持者にだけにコメントを返すとか…　牧原秀樹衆議院議員には本当にガッカリ》と続け、失望感を示した。

このポストには、牧原議員とは対象的に《結局はいいこと言って、当選したら何もやらない》《出演中にがっかりして、この発言でさらにがっかりですね…》《田村さんのおっしゃる通り、本当にがっかりでした》などと賛同が集まっている。

「自民・公明両党は衆参の過半数に加え、参院で否決された際の再可決に必要な3分の2議席を確保する〝絶対安定多数〟の与党。その気になれば、どんな法案も成立できるのだから、『野党のせい』は責任転嫁でしかない。そもそも、野党の反対を振り切って強行採決することも多いのだから、こういう時だけ『野党の意見も聞かないといけない』と中立ぶるのは二枚舌だ」（フリージャーナリスト）

そのうち、「裏金問題も野党のせい」「野党がいなければ資金力をつける必要もなくなる」と言い出すかもしれない。