
太田光“核の戦争を覚悟するしかない”発言が物議 泥沼化するロシア・ウクライナ戦争へコメントも「飛躍しすぎ」
開戦から丸2年が経過したロシア・ウクライナ戦争。未だ出口の見えない泥沼状態が続く中、『爆笑問題』太田光が核兵器の使用に言及し、物議を醸している。
太田は2月25日生放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)で、泥沼化する戦争について、「最初のうちは停戦って話がチラホラ出て、それがなかなか西側も、妥協するなと。ゼレンスキーに対して、ウクライナに対してね」と、ウクライナ支援を続けるNATO諸国の態度に触れる。
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また「だけど、一方では海外なんかでは、お互いある程度の妥協点を探る方が(良い)。停戦にするにはそれしかないんじゃないかって意見があったけど、なかなかできないで来ていた」と即時停戦を求める意見に触れ、「それがやっぱりアメリカ・欧米諸国のプライドというか。プーチンに対して、妥協しちゃダメなんだと」などと、後ろ盾となる国家の強硬姿勢で停戦が長引いているとする。
するとここで「だとするならば、停戦合意ができないとするならば、それに見合う武器を、要するに勝てる武器をくれよとゼレンスキーさんは散々言ってきたけど、そこまで行かない武器しか与えて来なかったという風に見える。それは、核の脅威があるからでしょ?」と支援の不十分さを指摘した。
続けて「でも、だったら停戦しないなら、核の戦争を覚悟するしかないじゃないって俺なんかは思うわけ」とコメントするのだった。
核廃絶に消極的な日本政府の姿勢に沿った太田発言
この発言は視聴者の間で《核戦争すればいいって言ってるの?》《何てこと言ってるんだ》《ほんと安直だし、軽々しく言うなよ》《言葉的に飛躍しすぎだと思う》《戦争が長引かないために、核を使えと? 怒りが止まらないよ。マジで》などと物議を醸す。核戦争という最悪の事態を避けるのではなく、覚悟するしかないという姿勢が問題視された。
世界の潮流は核廃絶であり、太田の発言を問題視する視聴者の心境も大いに頷ける。だが悲しいことに、世界唯一の被爆国でありながら、日本国政府が公式見解としてこれに消極的なのもまた確かだ。
「2016年3月18日の参議院予算委員会において、当時の安倍政権下で横畠裕介内閣法制局長官は『憲法上、あらゆる種類の核兵器の使用がおよそ禁止されているという風には考えていない』と、現在の憲法でも核の保持・使用は可能だと答弁している。現在の岸田首相も、2022年のバイデン米大統領来日時、日本が核使用の脅威を受ければ、米国が核使用を行使する〝核の傘〟による防衛を相互確認したと共同記者会見で語っている。2021年に発効した核兵器禁止条約にも、批准はおろか賛成投票すらしていない。昨年11月に国連本部で行われた締約国会議にも、2年連続でオブザーバー(傍聴)すら不参加と、核廃絶には消極的な立場です」(政治ジャーナリスト)
核使用を否定しないのは残念だが、政府の立場と同じである以上、太田の発言も〝仕方ない〟のかもしれない。
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