NHK負のスパイラル…『紅白歌合戦』『光る君へ』“低視聴率”続きで予算削減へ
NHKは負の連鎖を断ち切ることができるか。
往年の大河ドラマファンからは「低視聴率確定」、「視聴するに価しない」などと散々な言われようの『光る君へ』が1月7日スタートした。NHKサイドは何とかこうした下馬評を覆そうと、新年から局を挙げて番宣に力を注いでいる。
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「PRを見れば見るほど、見る気が起きないのが『光る君へ』です。まず多くの視聴者は登場人物を理解するのに時間が掛かる。なんたって8割以上が同じ姓を持つ『藤原』と『源』なんです。60歳以上のシニア層が混乱することは必定。しかも、物語の大半は権力闘争でこれといった盛り上がりがありません」(事情通)
『光る君へ』が放送前から低視聴率を懸念されるもう一つの理由は、キャスティングだ。
「よくぞまあ、これだけ魅力のない役者を揃えたといったところでしょうか。ヒロインの吉高由里子は旬をすぎ一巡した感が強い。また、イケメン枠で出演する恋人役の柄本佑も正直、微妙です。ましてや下地となる『源氏物語』が男と女のまぐわいが中心の恋物語。大河が放送される時間帯で、その世界観を描くのは到底無理があります」(同)
『光る君へ』がダメ押しに!?
すでにNHK局内には『光る君へ』が低視聴率を叩き出すことを想定し、会長直属のチームを編成しているという。「ここだけの話、NHK局内では2024年度は開局以来の危機にあると考えています。ここで対応を一歩でも誤れば、予算を大幅に削減され、番組編成や制作に重大な悪影響を及ぼすことが想定されています」(NHK関係者)
NHKの経営土台が危ぶまれる要因とされているのが、昨年放送され歴代ワースト2の低視聴率を記録した大河ドラマ『どうする家康』と番組史上ワースト記録を更新してしまった『紅白歌合戦』だ。
「『どうする家康』は通常1話あたり1億円の制作費を1億5000万円にUPさせても、世帯全話平均視聴率が11.2%だった。一方の『紅白』も第1部29.0%、第2部31.9%と過去最低を記録した。莫大な受信料を使い、何の制約もないに等しい番組を作っても肝心の国民から支持を得られないのは最悪です」(同)
そうした中、『光る君へ』がさらなる低視聴率を叩き出し、ダメ押しになる事態が想定されているのだ。
「公共放送の存在意義論に発展するかもしれない。『光る君へ』が前代未聞の低視聴率を出した場合、予算が編成される3月に削減案が間違いなく提出されます。これは仕方のない話です。大河と紅白の予算を半分にすれば、年間数十億円のお金が浮く計算です」(同)
NHKはまさに正念場を迎えている。
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