嵐の二宮和也が、10月24日をもって旧ジャニーズ事務所（現SMILE-UP.） から独立したことを発表。今後は個人で活動し、嵐としてのグループ活動を再開する際には、メンバーとして参加する意向を表明した。

ファンでなくとも困惑するほど突然の独立発表だったが、〝意外な俳優〟が最終的な後押しをしたのではないかという。

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「ドラマ『VIVANT』（TBS系）で共演した堺雅人さんに、独立の相談をしたとのウワサ。堺さんは、2022年末に所属事務所を離れたが、円満ではなかったとされる。独立トラブルの経験者とあって相談したところ、親身になって話を聞いてくれ、結果として二宮さんも背中を押された。独立後もドラマやCMできっちりと成果を出している堺さんを見て、二宮さんも一歩踏み出す勇気をもらったようです」（民放関係者）

独立を決めた二宮は、ファンクラブ向けの会員サイトで、「自分の活動にも多くの影響が起き始めて、正直な話、僕も怖くなったし不安な気持ちにも凄くなって、これからどうしていこうかなと考え始めました」と、その心境を語った。

「二宮さんは、次々とCMが打ち切りになる中で、かなりの危機感を持ったようです。俳優としても人気ですし、旧ジャニーズの力を借りなくても仕事を取れるのであれば、独立は当然の選択でしょう。SNSにはファンから独立を歓迎する声がたくさん上がっているようだし、テレビやCMのスポンサーも二宮さんに仕事を頼みやすくなるハズ」（同・関係者）

嵐は集結せずともファンクラブは永遠に？

先に独立を発表した岡田准一と同じく、泥舟の旧ジャニーズから無事に抜け出すことに成功した二宮。ただ、その裏ではかなりの引き止めがあったのだとか。

「嵐は、活動休止中の大野智も含め、9月末ごろから5人で何度も話し合いをしている。その際に二宮は独立を宣言したようですが、会員数が250万人をゆうに超えるファンクラブ会費のこともあり、旧ジャニーズの幹部から嵐を継続してほしいと要請された。ファンクラブ会員が離脱しないように、二宮が〝嵐継続〟を説明するハメになりました。とはいえ、大野の復帰が未知数で、嵐が活動再開するかは不明」（スポーツ紙記者）

では、ほかの嵐の面々はどうか。CMやその他の仕事に、最も影響が出ているのは櫻井翔だろう。

おそらく彼も独立せざるを得ないのでは、とCM制作会社のスタッフがいう。

「櫻井さんも悩んでいるでしょう。旧ジャニーズが新体制に移行すれば、自分の身は自分で守ることになりそうですし、彼はキャスターの仕事もしています。いつまでも〝性加害問題〟がつきまとえば、さらなるイメージダウンは必至ですからね。二宮さんが独立しても嵐を続けると宣言してくれたので、櫻井さんもそれに続くのでは」

旧ジャニーズとしては、嵐のファンクラブを守るため、〝活動再開〟の希望を残しておきたいところだろう。